Project Eagle 属するryuruの日々を書きつづった日記。
思ったこと、感じたことを記しておきたい。
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健康診断があって、他人に傷をみせることになったのだが、
傷口はもう人に見せられるくらいにまで小さくなってきた。
しかし今日になって傷口はまた少しひらいてしまい、
再び絆創膏で保護しなければならなくなった。
バイクに乗る時は傷がうずいて戒めとなるし、服があたると違和感を覚える。
掻きくずしたり、ぶつけたりしないように気をつけるのはうっとうしい。
けれども、事故にあったことが心のほうの傷にもなったかというと、そうではない。
確かに入院中は嫌な思いもたくさんあってふさいでいたけれども、
それはくすんだ日々を送っていた、当時の生活のほうにだったんだと思う。
そっちの出来事のほうが、思い出したくもない嫌な思い出だ。
もしあのまま生活を続けていたら、きっと会社を辞めていたことだろう。
心配をかけた皆には悪いし、死ななかったからこそ言えることだけど、
そのことを思うと、この出来事はオレを救ったんじゃないかと思うこともある。
少なくとも生活の流れを変える、重要な意味を持ったことは確かだろう。
ひらいてしまった傷を見ても、事故のことで思い出すことは何もない。
ただあるのは、この傷をはやく塞いで、またもとの身体に戻りたいという思い。
いつか傷跡がすっかり消えた時、オレは新しい目標を見つけていられるだろうか。
過ぎたことは、もうどうでもいい。確かなのは、いまここにいるという事実。
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