Project Eagle 属するryuruの日々を書きつづった日記。
思ったこと、感じたことを記しておきたい。
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風呂にゆっくりと浸かっているときに、ふと上を見上げた。
少し冷たい空気のなか、天井には湯気がもうもうとたちこめている。
何の変哲もないシャワーは、高いほうのスタンドにかけてあった。
あのシャワーが手に届くのはいつのことだろう。
すこし背のびをすれば届くけれど、あの位置のままでは高すぎる。
ゆっくり温まったら湯船から出て、少しつま先を立てて、シャワーを上段からひねり取る。
下段からの水流はちょうど胸の辺りにあたって、身体を気持ちよく洗い流してくれた。
僕はいつから、シャワーの位置を変えなくなったのだろう。
身体を流すときの目線の先には、必ず同じ位置にシャワーがある。
ある程度身体を流したら、シャワーを動かすこともなく、蛇口をひねって湯船に浸かる。
はやく大きくなりたかったあの頃を思い出しながら、
浴槽の縁に腕枕をして、ほんの短い間だけ、少年の夢を見た。
少し冷たい空気のなか、天井には湯気がもうもうとたちこめている。
何の変哲もないシャワーは、高いほうのスタンドにかけてあった。
あのシャワーが手に届くのはいつのことだろう。
すこし背のびをすれば届くけれど、あの位置のままでは高すぎる。
ゆっくり温まったら湯船から出て、少しつま先を立てて、シャワーを上段からひねり取る。
下段からの水流はちょうど胸の辺りにあたって、身体を気持ちよく洗い流してくれた。
僕はいつから、シャワーの位置を変えなくなったのだろう。
身体を流すときの目線の先には、必ず同じ位置にシャワーがある。
ある程度身体を流したら、シャワーを動かすこともなく、蛇口をひねって湯船に浸かる。
はやく大きくなりたかったあの頃を思い出しながら、
浴槽の縁に腕枕をして、ほんの短い間だけ、少年の夢を見た。
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