Project Eagle 属するryuruの日々を書きつづった日記。
思ったこと、感じたことを記しておきたい。
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帰り道、リュールの戦争での振る舞いを想像した。
ジャルス帝国軍の兵たちを前にする、エングラステッドを中心とする三国同盟軍。
同盟軍の傭兵として参加したリュールは、帝国軍の鎧を目にして、
故郷や家族、仲間を殺されたことを思い出し、復讐心に火がつく。
一人で敵軍に突入、おとり役として立ち振る舞う結果となる。
そこまで考えたところで、リュールがこう言った。
「どうしてもおれは、戦わなければいけないのか?
家族も失って、育ての親も失って、剣の師まで失って、
それでも守りたいものは何だろう? おれはデイブレイカーだけど、
おれ自身の夜明けは、いったいいつ来るんだ?
自分自身で、夜明けを切り開かないといけないのか?
なあ兄ちゃん、これはもう決まった運命なのか?」
返す言葉もなかった。おれが創造して、おれが育てたキャラクターだ。
まるでわが子と同然である。そんな彼から、生きる意味を問われたのだ。
つまり、おれは彼の世界の神なのである。おれが創って、おれがコントロールしている。
今日になって、初めて気づかされた。こいつを生かすも殺すも、おれ次第だと。
彼の人生を決めているのも、おれしかいないのだと。
何かを忘れようとするかのように、一心不乱に運動した。
強くなりたい。強くなって、生き抜く力がほしいのだと、彼は言った。
おれは、彼をどうしてあげたいのだろう。
殺すつもりは毛頭ないが、主人公が死んでしまうという話があっていいとも思っていた。
コイツのすべては、おれが握っている。
「ちょっと考えたんだけどさ。兄ちゃんが考えてるシナリオに文句は言わないよ。
だけどさ、決まってる出来事がいつ来るか、わかんないけど、
決まってる出来事以外のことは、おれの好きなようにしていいかな。
こんなことがしたいとか、おれがどうしたいかとか、言ったら聞いてくれる?」
もちろん、リュールが何かしたいと自発的に思うなら、そうさせてやろうと思う。
避けられない出生や、出来事、ある程度決まっている道筋は変えられないけれど、
その間に彼が何を思い、何を考えて、どう生きたいと願うのか、それは自由だ。
リュールの好きなように生きるといい。決まっていることはどうしようもないけれど、
その間に何をするかなんて、好きにしていいよ。
おれはそう答えた。そうしたらリュールは、安心した顔をした。
「ありがとう。それじゃあおれはおれの時間を、自分で考えて生きるよ。
決まってることはしょうがない、宿命とか運命ってやつかな。受け入れるよ。
だけどさ、その間にやりたいことがあったら、おれ、兄ちゃんにどんどん言うから。
それを許してくれるかはわからねえけどさ、おれらしく生きさせてくれよ。
それなら、おれも、安心して生きていける」
はっとさせられた。物語のプロットはある程度決まっているけれど、
その間にキャラクターが何をするかなんて、本当に自由なのだ。
キャラクター、いや、リュールがひとりで歩き始めたのだと、感じた。
最近いろいろな人にイラストを描いてもらったせいか、この世に残ろうとしている。
そこで真理に気づいた。おれの生きているこの世界も、だれかが創造したものだ。
きっと、おれの物語を創った者がいる。そいつは、いわゆる神だ。
おれの運命はすべて決まっているわけじゃなくて、プロットだけが決められている。
何が起こるかだけ、記してある。それがいつ起こるかは、わからない。
ただ、その出来事の間におれが何をするかは、自由なんだ。
決まった出来事を早めたり、先延ばしにする行動くらいはできるかもしれない。
それが、おれの自由な時間であり、好きにできる行動。
だから"おれはこうしたい”と神様にお願いして行動すれば、
少しくらいは展開の修正をしてくれるかもしれない。
おれもリュールと同じ立場にいたのだ。
大切なことをリュールは教えてくれた気がする。
おれがこれから生きていくことにとって、大きな意味を持つ考えを。
ここにきて、いろいろなパーツが組み合わさってきた気がする。
いろんなつながりができて、いろんな発見や考えがあって。
何かが起きる前触れかもしれない。だけどそれらは、素直に受け入れていこうと思った。
ジャルス帝国軍の兵たちを前にする、エングラステッドを中心とする三国同盟軍。
同盟軍の傭兵として参加したリュールは、帝国軍の鎧を目にして、
故郷や家族、仲間を殺されたことを思い出し、復讐心に火がつく。
一人で敵軍に突入、おとり役として立ち振る舞う結果となる。
そこまで考えたところで、リュールがこう言った。
「どうしてもおれは、戦わなければいけないのか?
家族も失って、育ての親も失って、剣の師まで失って、
それでも守りたいものは何だろう? おれはデイブレイカーだけど、
おれ自身の夜明けは、いったいいつ来るんだ?
自分自身で、夜明けを切り開かないといけないのか?
なあ兄ちゃん、これはもう決まった運命なのか?」
返す言葉もなかった。おれが創造して、おれが育てたキャラクターだ。
まるでわが子と同然である。そんな彼から、生きる意味を問われたのだ。
つまり、おれは彼の世界の神なのである。おれが創って、おれがコントロールしている。
今日になって、初めて気づかされた。こいつを生かすも殺すも、おれ次第だと。
彼の人生を決めているのも、おれしかいないのだと。
何かを忘れようとするかのように、一心不乱に運動した。
強くなりたい。強くなって、生き抜く力がほしいのだと、彼は言った。
おれは、彼をどうしてあげたいのだろう。
殺すつもりは毛頭ないが、主人公が死んでしまうという話があっていいとも思っていた。
コイツのすべては、おれが握っている。
「ちょっと考えたんだけどさ。兄ちゃんが考えてるシナリオに文句は言わないよ。
だけどさ、決まってる出来事がいつ来るか、わかんないけど、
決まってる出来事以外のことは、おれの好きなようにしていいかな。
こんなことがしたいとか、おれがどうしたいかとか、言ったら聞いてくれる?」
もちろん、リュールが何かしたいと自発的に思うなら、そうさせてやろうと思う。
避けられない出生や、出来事、ある程度決まっている道筋は変えられないけれど、
その間に彼が何を思い、何を考えて、どう生きたいと願うのか、それは自由だ。
リュールの好きなように生きるといい。決まっていることはどうしようもないけれど、
その間に何をするかなんて、好きにしていいよ。
おれはそう答えた。そうしたらリュールは、安心した顔をした。
「ありがとう。それじゃあおれはおれの時間を、自分で考えて生きるよ。
決まってることはしょうがない、宿命とか運命ってやつかな。受け入れるよ。
だけどさ、その間にやりたいことがあったら、おれ、兄ちゃんにどんどん言うから。
それを許してくれるかはわからねえけどさ、おれらしく生きさせてくれよ。
それなら、おれも、安心して生きていける」
はっとさせられた。物語のプロットはある程度決まっているけれど、
その間にキャラクターが何をするかなんて、本当に自由なのだ。
キャラクター、いや、リュールがひとりで歩き始めたのだと、感じた。
最近いろいろな人にイラストを描いてもらったせいか、この世に残ろうとしている。
そこで真理に気づいた。おれの生きているこの世界も、だれかが創造したものだ。
きっと、おれの物語を創った者がいる。そいつは、いわゆる神だ。
おれの運命はすべて決まっているわけじゃなくて、プロットだけが決められている。
何が起こるかだけ、記してある。それがいつ起こるかは、わからない。
ただ、その出来事の間におれが何をするかは、自由なんだ。
決まった出来事を早めたり、先延ばしにする行動くらいはできるかもしれない。
それが、おれの自由な時間であり、好きにできる行動。
だから"おれはこうしたい”と神様にお願いして行動すれば、
少しくらいは展開の修正をしてくれるかもしれない。
おれもリュールと同じ立場にいたのだ。
大切なことをリュールは教えてくれた気がする。
おれがこれから生きていくことにとって、大きな意味を持つ考えを。
ここにきて、いろいろなパーツが組み合わさってきた気がする。
いろんなつながりができて、いろんな発見や考えがあって。
何かが起きる前触れかもしれない。だけどそれらは、素直に受け入れていこうと思った。
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