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Project Eagle 属するryuruの日々を書きつづった日記。 思ったこと、感じたことを記しておきたい。
            
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結婚はしたくないけど子供はほしい。そんな人が増えているそうだ。

実際のところは、独身で育児未経験は不可能であるとされている。

かくいうおれもそんなひとりで、可能ならば子供がほしいと思う。


養子に対するあこがれというのだろうか。以下は想像上のエゴ。

養子がいつか必ず抱く、自分の出生を知りたい、そういう探究心。

育ての親に対する感謝と、やがてそこから自立していこうとする勇気。

そういう強い心を持った子に、どうしてか育ってくれるようなイメージがある。

しかし、これは机上の空論であることもわかっている。単なる空想だ。

子供を育てることの労力や時間、お金の問題。どうしても現実では無理だろう。

そしておそらく、理想通りに育ってくれない子供に対して、不満感も持つだろう。

この思いは、そっと心にガマンしてしまっておくしかない。


空想作品のデイブレイカーズでは、主人公リュールは養子として描かれている。

鍛冶屋の親方に訳あって引き取られ、男手ひとつで育てられたのだ。

彼は育ての親に感謝しているし、親を失った悲しさも知っている。

やがて一人で強く生きていくことを強いられるが、彼はそれでも前を向いて、

自分がどういう存在で、どんな影響を与える者になるのか、模索していく。


自らが出生不明で、実はどこの誰かも分からないところで生まれていたら。

そんな夢のような思いを抱いた時期もあった。しかも、結構最近まで。

だからこそだろう。養子が自身の存在の意味を問うことにあこがれる。

養子側からしたら、そんなことにあこがれられるなんて、

なんてお気楽なおぼっちゃんだな。そんな風に思われてしまうだろうけど。


現実的に考えて、そんなあこがれは忘れて、すべて心の中に収めておくべき。

だからリュール君には、現実ではかなえられない多くの理想が詰まっているのだ。
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