忍者ブログ
Project Eagle 属するryuruの日々を書きつづった日記。 思ったこと、感じたことを記しておきたい。
            
[159]  [158]  [157]  [156]  [155]  [154]  [153]  [152]  [151]  [150]  [149
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

■libtiffの入手
http://www.remotesensing.org/libtiff/

[Latest Stable Release] → [Master FTP SiteMaster]から、
とりあえず最新版安定のzipをGET、解凍。


■libtiffのビルド
VCのコマンドプロンプトを立ち上げる。
 ・メニュー → Microsoft VisualStudio 2008
  → VisualStudio Tools → VisualStudioコマンドプロンプト

コマンドプロンプトでlibtiffフォルダに移動する。"nmake /f Makefile.vc all”を実行する。
・libtiff.lib
・libtiff_i.lib
・libtiff.dll
・libtiff.dll.manifest

すると、libtiffフォルダ内に、これらが生成される。
多分libtiff_i.libのほうがrelease用libだと思う。
VCに組み込んだ時、libtiff_i.libのほうを使わないと
なんだかエラーがたくさん出るので、
debugにはlibtiff.lib、releaseにはlibtiff_i.libを使用。

ライブラリファイルはdebug/releaseともに作られるが、
この手順で作成したdllファイルはRelease版である。
debug版が欲しいという場合は、nmake.optファイル117行目を変更する。
release:OPTFLAGS = /Ox /MD /EHsc /W3 /D_CRT_SECURE_NO_DEPRECATE
debug:OPTFLAGS = /Ox /MDd /EHsc /W3 /D_CRT_SECURE_NO_DEPRECATE
デフォルトではreleaseになっています。


■VCに組み込む

適当に「libtiff」フォルダでも作って、そこに以下ヘッダファイルをぶち込む。
libファイルも一緒に入れてしまえば管理が楽かもね。

・tiff.h
・tiffconf.h
・tiffio.h
・tiffvers.h


プロジェクト設定は下記のようにする。

・プロジェクトプロパティ→マニフェストツール→入力と出力
追加のマニフェストにlibtiff.dll.manifestを追加する。

・プロジェクトプロパティ→リンカ→全般
追加のライブラリディレクトリ(ディレクトリ分けした場合)に相対パスを記述。

・プロジェクトプロパティ→リンカ→入力
追加の依存ファイルに、debugはlibtiff.lib、releaseはlibtiff_i.libを記述。

・プロジェクトファイルがおいてある階層にlibtiff.dllとlibtiff.dll.manifestを置く。

・プロジェクトプロパティ→リンカ→入力
特定のライブラリの無視に、MSVCRT.libを記述。debugのみ。

競合するライブラリがあり,構成がアプリとライブラリで食い違っていると、
いらない警告が出てしまうが、これで消える。


これでビルド、実行ともにできると思う。



再配布するときに必要なDLLは下記にあったりする。
C:\Program Files\Microsoft Visual Studio 9.0\VC\redist\x86\Microsoft.VC90.CRT


PR
+この記事にコメントする+
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
+トラックバック
+この記事にトラックバックする:
Calendar
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
Profile
HN:
逆竜のりゅうる
年齢:
40
HP:
性別:
男性
誕生日:
1983/12/01
職業:
プログラマ
Search
最新記事
(04/09)
(12/27)
(11/27)
(11/20)
(11/19)



忍者ブログ [PR]